11日午後、奈良県生駒市を流れる富雄川や支流の中村川で水が青色に変色しているのが見つかり、市が原因を調べています。
生駒市によりますと11日午後2時ごろ、高山町の複数の住人から「川が青い」といった通報がありました。
通報を受け市の担当者が駆けつけたところ、町内を流れる富雄川と支流の中村川で水が青くなったり、泡だったりしているのを確認したということです。
その後の調査で、廃業した工場が片付けをした際に「川に顔料を流した」と担当者に説明したといい、市は川の水質や顔料の成分を調査しています。
市は上水道には影響はないとしていますが、下流の農家には念のため川の水を使用することを控えるよう呼びかけています。
【写真は生駒市提供】