鹿児島県・十島村の悪石島で震度5弱を観測したことを受け、鹿児島地方気象台は会見を開き、「揺れが強かった地域では当分の間、震度5弱程度の地震に注意してほしい」と呼びかけました。
鹿児島地方気象台によりますと、この地域では活発化と沈静化を繰り返すまとまった地震活動が過去にもたびたび発生しているということです。
今回の地震は今月21日から30日午後8時までに683回起きていて、過去の発生状況と比べて多い特徴があるとしています。
気象台は揺れが強かった地域では地盤が緩んでいて、落石やがけ崩れなどが起こりやすくなっている可能性があるとして、当分の間、震度5弱程度の地震に注意するとともに雨にも注意するよう呼びかけています。
あす(7月1日)は、奄美地方では所により雨が降る予想のため、がけ崩れに注意が必要です。