収支報告書不記載の旧安倍派10人が参院選に立候補…公明推薦3人のみ、4月以降は見送る

3日に公示された参院選の選挙区選には、自民党派閥の「政治とカネ」の問題を巡り、政治資金収支報告書に不記載があった旧安倍派の議員10人が立候補した。このうち公明党が推薦したのは3人にとどまった。
公明は4月、選挙区選に立候補予定の自民の旧安倍派3人の推薦を決めた。ただ、支持者らから批判の声が上がったことで、実態解明に後ろ向きな自民と同一視されることを警戒するようになり、その後は不記載があった自民の立候補予定者の推薦を見送った。
不記載があった旧安倍派議員は比例選の4人を含め、計14人が立候補した。