栃木県佐野市で5日、乗用車とタンクローリーが正面衝突し、高校生ら4人が死傷した事故で、栃木県警佐野署は10日、乗用車を運転していた同県足利市、会社員の男(18)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕した。
発表によると、男は5日午前5時35分頃、佐野市上羽田町の市道で乗用車を運転中、対向車線にはみ出してタンクローリーと衝突、乗用車の後部座席に乗っていた佐野市の男子高校生(当時17歳)を死亡させたほか、助手席の男性(18)とタンクローリーの男性運転手(49)に重軽傷を負わせた疑い。容疑を認めているという。
同署によると、男も軽傷を負って入院したため、回復を待って逮捕した。