ガールズバー4社、無許可営業の容疑で書類送検…罰則強化で罰金は最高3億円

無許可で接待営業をしたとして、警視庁は11日、東京都内のガールズバー4店を営む4社を風営法違反(無許可営業)容疑で東京地検に書類送検した。罰則が強化された6月施行の改正風営法による法人の摘発は全国初という。
書類送検されたのは、「FourM」(渋谷区)、「ROGUENATION」(新宿区)、「セカンドフード」(立川市)、「HOPE」(相模原市)の4社。
発表によると、4社は6月28~29日、渋谷区、新宿区、立川市、町田市にある各店舗で、都公安委員会の許可を得ずに女性従業員らに客の接待をさせた疑い。
警視庁は同月下旬、4店を含む都内のガールズバー8店の経営者ら13人を同法違反容疑で逮捕していた。
悪質ホストクラブ問題を受けて成立した改正法では、無許可営業に対する法人への罰金の上限額が、改正前の150倍にあたる3億円に引き上げられた。