「あまりにも許せない対応」北陸新幹線延伸めぐる会議に「出席を拒まれた」 大阪・交野市長が抗議 協議会側「場にそぐわないと判断した」

北陸新幹線の延伸をめぐる会議に「出席を拒まれた」。大阪府の交野市長が抗議です。
(交野市 山本景市長)「あまりにも許せない対応だと思っております」
北陸新幹線の延伸をめぐっては「小浜ルート」での計画が進められています。しかし、上水道の約8割を地下水でまかなっている交野市が「地下にトンネルが通れば市民生活に影響が出る可能性がある」などと指摘したことを受け、トンネルの開通が及ぼす地下水の影響について調査が進められています。
府などでつくる早期開通を目指す協議会は6月、交野市を含む沿線の自治体に対し、8月開く予定の会合に出席を求めましたが、交野市側から「地下水に影響が出ないよう工事を進めるよう述べたい」といった意見が届いたことから、7月17日、出席を拒んだということです。
協議会側はMBSの取材に対し、「機運醸成を図るための会なので、場にそぐわないと判断した」などと説明しています。