参院選自民比例 最終当選者に鈴木氏 北海道選挙区は大激戦

きのう投開票の参院選比例代表で、自民党に復党して立候補した鈴木宗男さんが最終当選者となりました。
鈴木さんはきょう早朝に議席獲得は難しいとして政界からの引退を宣言しましたが、その後一転し自民比例代表の最終当選者となりました。鈴木さんは正午ごろに札幌市内の事務所で行った会見で、「天からお前にはまだやり直した仕事がある、使命を持って働けと言われている。鈴木宗男は生涯政治家です」と決意を述べました。
大激戦となった北海道選挙区は、自民党の高橋はるみさん、立憲民主党の勝部賢志さんに続き自民党の岩本剛人さんが3議席目を確保しました。参政党の田中義人さん、国民民主党の鈴木雅貴さんは岩本さんと競り合いましたが一歩届きませんでした。
一方、石破総理がきょうの午後、自民党本部で会見し「政治を停滞させないよう比較第一党としての責任、国家や国民に対する責任を果たさねばならない」としました。アメリカとの関税交渉を続投の理由に挙げています。