きょう北海道北見市39度、帯広市38度予想…熱中症への警戒呼びかけ

北海道内は22日、上空に暖かい空気が流れ込んだ影響でオホーツク海側や十勝地方を中心に気温が上がり、美幌町で7月の観測史上最高の37.3度を記録するなど、174か所の観測地点のうち22か所で猛暑日となった。
札幌管区気象台によると、最高気温は北見市で36.4度、帯広市で36.2度、札幌市手稲区で35.4度。道の午後3時現在のまとめでは、道内で計47人が熱中症の疑いで搬送された。
道教育委員会によると、熱中症対策として、中標津町の小中高校や特別支援学校など8校と、標津町の全ての小中学校が臨時休校の措置を取った。札幌市、旭川市など13市町村の60校は下校時間の繰り上げ・繰り下げを行った。
23日は北見市で39度、帯広市で38度が予想されるなど、さらに気温が上昇する見込みだ。札幌管区気象台は引き続き熱中症への警戒を呼びかけている。