今週は内陸部で40℃を超える可能性 長引く危険な暑さに厳重警戒を

この先もしばらくは、西日本や東日本で危険な暑さが続きます。
30日(水)前後は内陸部を中心に複数の地点で40℃に達する可能性があり、あらゆる暑さ対策が必要な状況になる見通しです。
今年の全国最高気温を更新か
来週も西日本から関東にかけては太平洋高気圧に覆われ、夏空が続きます。真夏の強い日差しが照りつけ、広い範囲で気温が上がりやすくなる見込みです。
特に内陸部では気温の上昇が顕著で、京都市では30日(水)と31日(木)、岐阜市では30日(水)の最高気温が40℃の予想です。
今年の全国最高気温は昨日26日(土)に福島県伊達市・梁川で記録した39.9℃ですので、これを上回る可能性があります。
名古屋や大阪も39℃予想
そのほかの各地も危険な暑さで、最も高い日では大分県日田市や岐阜県多治見市でも40℃、甲府市や名古屋市、大阪市などで39℃まで上がる見込みです。
内陸部を中心に体温を上回るような気温が数日にわたって続くため、熱中症のリスクは非常に高くなります。
できる限り屋外での活動は避け、やむを得ない場合は時間を最小限にとどめ、その上で最大限の対策を行ってください。室内で過ごす場合もエアコンなどで室温をしっかりと下げ、適切な水分補給が欠かせません。