消防・警察・労働基準監督署が原因を調査 工場から“有毒ガス” 29人搬送・33人受診 福岡

福岡県大牟田市の工場から有毒ガスが漏れ出た問題で28日午前、消防などが調査に入りました。
消防によりますと、午前10時、三井化学大牟田工場には消防、警察、労働基準監督署が、ガスが漏れた場所を確認するなど原因の調査に入りました。
この問題は、27日午後6時ごろ、三井化学大牟田工場から塩素系ガスが漏れ出したものです。
およそ1時間半後にガス漏れは止まりましたが、29人が病院に搬送されたほか、33人が病院を受診しています。
ガス漏れを受け、「おおむた『大蛇山』まつり」は午後7時半以降、中止となりました。