2日午前9時25分頃、埼玉県行田市長野で下水道管内の清掃をしていた作業員から、「マンホールに作業員が転落した」と119番があった。行田署によると、作業員1人が落下し、助けようとした3人も落ちた。市消防本部によると、同日午後4時過ぎまでに4人とも救助されたが、いずれも心肺停止状態で病院に搬送された。その後、全員の死亡が確認された。現場から硫化水素が検出された。
マンホールは直径60センチで、深さは約6メートル。直径2・6メートルの下水道管につながっているという。市によると、現場では市が発注した下水道の点検作業に向け、排水作業などが行われていた。