自民、落選者20人から意見聴取…「党自体に嫌悪感持たれている」「首相が続けることが空白」

自民党は4日、参院選惨敗の要因を分析する総括委員会の会合を開き、落選者から意見を聴取した。分かりやすい政策を掲げられなかったことへの不満や、SNSの対策強化を求める意見が相次いだ。
この日は、森山幹事長ら総括委のメンバーが、選挙区と比例で落選した約20人から意見を聞いた。和田政宗前参院議員は会合後、記者団に「党自体が嫌悪感を持って見られている」と指摘し、長尾敬元衆院議員は「石破首相が続けることが(政治)空白だ」と語った。
総括委は都道府県連や有識者らへのヒアリングなどを進め、8月中に報告書を取りまとめる予定だ。