マンションから大量の大麻草と乾燥大麻を押収 末端価格は4670万円相当か 20代の男女7人を逮捕 福岡

福岡市と大阪市のマンションから大量の大麻草や、乾燥大麻などが押収されました。警察は一連の捜査で、男女7人を逮捕しました。
■竹原侑記者
「容疑者らは大阪市で大麻を栽培し、その後、福岡のマンションの一室で大量の乾燥大麻などを保管していたとみられます。」
麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、住居不定、無職の佐々木貴志容疑者(27)ら、20代の男女7人です。佐々木容疑者らは、販売目的で大麻草を栽培した疑いや、大麻やMDMAなどを所持した疑いが持たれています。
現場からは乾燥大麻6.8キロなどが押収されていて、末端価格は4670万円相当に上ります。
偽造した運転免許証で不正にキャッシュカードが作られた事件を捜査する中で、容疑者らの関与が浮上しました。逮捕された7人のうち4人は、このキャッシュカードで現金を盗み出した疑いがもたれています。
使用された銀行口座にはおよそ2300万円の入金があり、警察は薬物の密売に利用していたとみて捜査しています。