気象庁によると、5日午後2時20分、群馬県伊勢崎市で最高気温が41・6度に達し、国内の観測史上最高を更新。伊勢崎市はさらに同26分には41・8度になった。
これに先立ち同県桐生市では午後1時9分、最高気温が41・2度に達し、7月30日に国内の観測史上最高を更新した兵庫県丹波市と並んだが、その後に伊勢崎市に抜かれた。
午後3時までの最高気温は、伊勢崎市の41・8度、桐生市の41・2度をはじめ、埼玉県鳩山町で41・1度、前橋市で41・0度、埼玉県熊谷市で40・7度、茨城県古河市で40・6度、高崎市で40・5度。東京都内でも40度以上となり、青梅市で40・4度、八王子市で40・3度を記録した。
東京都心は午前11時12分に今年最高の36・6度を記録、4日連続で35度以上の猛暑日となった。
予想最高気温は前橋市が41度、埼玉県熊谷市が40度、水戸市、さいたま市、甲府市、神奈川県小田原市、兵庫県豊岡市などが39度。東京都心で37度。
気象庁と環境省は熱中症警戒アラートを北海道、秋田県、高知県を除く44都府県に発表。エアコンなどで涼しい環境を確保し、こまめな休憩や水分・塩分補給を行うよう呼びかけている。