再任決定の維新・吉村代表「石破政権は政策推進力がなくなってきている」と連立否定 代表選実施は反対多数

7日、日本維新の会の常任役員会で代表選の実施についての電子投票の結果が発表され、「実施に反対」が多数で吉村代表の再任が決定しました。
7月の参議院選挙で、維新は関西以外で議席を伸ばすことができず、前回の参院選から比例代表での得票数を大幅に減らしていることから、今回の電子投票は事実上、吉村代表の信任を問うものとなりました。
電子投票は、5日から7日の間に国会議員や地方議員などの特別党員を対象に実施され、投票者数617人のうち代表選実施に賛成が93人、反対が521人、白票が3人で、代表選は実施せず、吉村代表の再任が決まりました。
結果を受け吉村代表は「93票の皆さんは、吉村ではだめだという貴重な意見。一方で521票の皆さんがもう少し頑張れと。であれば僕も、責任を持って進めていこうというふうに考えています」などと話しました。
また、与党との連立の可能性を改めて記者に問われると、「石破政権は政策推進力がなくなってきている。そういった意味では連立するつもりはない」と否定しつつ、「今、連立うんぬんを言うつもりはない」となどと答えました。
8日には、前原氏の引責辞任に伴う共同代表の選挙があり、国会議員団らによる投票で決定します。