今朝、JR鹿児島線・北九州貨物ターミナル駅構内で電気機関車が脱線し、電柱に衝突する事故がありました。
けが人はいませんでしたが、この影響で、周辺では停電が起きているほか、一部区間で運休や遅延が出ています。
警察や消防によりますと、7日午前6時50分ごろ、北九州市門司区大里本町のJR鹿児島線・北九州貨物ターミナル駅構内で「貨物列車が脱線しています」と近くに住む人などから通報がありました。
JR貨物九州支社によりますと、2両編成の電気機関車は、門司機関区から北九州貨物ターミナル駅に向かう途中だったということです。
運転士が1人乗車していましたが、けが人はいませんでした。
また、電気機関車は、方向転換の停止線を超えて脱線していて、近くの電柱に衝突しました。
この影響で、周辺で停電が発生していて警察などが警戒にあたっています。
JR九州によりますと、この事故の影響で、山陽線の下関から門司駅の間と、鹿児島線の門司港から博多駅の間で、上下線ともに運休や遅延などが出ているということです。
JRや警察が、運転手から当時の状況を聞くなどして事故の原因を調べています。