熊本県では、これまで経験したことのないような記録的な大雨となっていて、7つの市と町に大雨特別警報が出されています。熊本県甲佐町から中継でお伝えします。
こちらに大雨特別警報は出ていませんが、記録的な大雨に見舞われました。中心市街地の国道443号では用水路の水があふれ、川のように波立っていたといいます。
周辺の住宅では浸水被害も発生していて、住民のみなさんは「かつてないほどの雨で怖かった」「恐怖を感じた」と話しています。
甲佐町豊内では車1台が土砂崩れに巻き込まれ、1人が行方不明となっています。
6日の降り始めからの甲佐の雨量は681.5ミリで、降り始めからの雨量が県内で最も多くなっています。平年の8月1か月に降る雨の量のおよそ3倍の量が、わずか6日間で降ったことになります。
熊本県内では、これまでに経験したことのないような大雨となっていて、2人が行方不明となるなど、いたるところで深刻な被害が発生しています。
熊本県内では、このあと昼過ぎにかけて再び線状降水帯が発生する恐れがあります。命を守るための最大限の警戒をしてください。