ヨットと砂利運搬船衝突=70歳の男性医師死亡―大分・保戸島沖

13日午前8時すぎ、大分県津久見市の保戸島沖でヨットと砂利採取運搬船(492トン、全長64.71メートル)が衝突した。大分海上保安部によると、ヨットに乗っていた大分市の医師、山本真さん(70)が救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
当初、ヨットには複数人が乗っていたとの情報があったが、同保安部は目撃証言などから他に乗船者はいなかったと判断した。
同保安部によると、午前8時15分ごろ、保戸島沖で砂利運搬船の船長から「ヨットと衝突した。複数人が乗船していたようで、沈んだ可能性がある」と佐伯海上保安署に通報があった。
同保安部は巡視艇などを出して捜索。午前10時ごろ、海上に浮いていた山本さんを発見、救助した。
同保安部などによると、山本さんは同6時半ごろに1人で同県佐伯市の港を出たという。 [時事通信社]