増水した川に流され安否不明だった福津市の2人と判明 宗像市沖で発見の遺体 福岡

福岡県福津市で、大雨により増水した川に流され、安否不明となっていた2人が遺体で見つかりました。県はDNA鑑定の結果、宗像市沖で見つかった遺体について2人と確認したと発表しました。
死亡が確認されたのは、福岡県福津市の成人の男性と女性です。県は2人の氏名や年齢を公表していません。
2人は10日、福津市で増水した川に流されて安否不明となり、警察と消防、海上保安部が捜索していました。
県によりますと、宗像市沖で14日までに2人が遺体で見つかっていましたが、DNA鑑定の結果、この遺体が2人と確認されたということです。
女性の遺体は13日午前、宗像市沖28キロの海上で発見され、男性の遺体は14日午前、宗像市沖25キロの海上で発見されていました。
県によりますと、今回の大雨による被害は15日午後5時前までに死者2人、軽傷者2人、家屋の損壊や浸水などの被害が179件となっています。