神戸市中央区のマンションで24歳の女性がナイフで刺殺され、35歳の男が逮捕された事件で、被害者の遺族が代理人弁護士を通じてコメントしました。
東京都新宿区の会社員・谷本将志容疑者(35)は今月20日、神戸市中央区のマンションで住人の女性(24)の胸などをナイフで数回刺して殺害した疑いが持たれています。
谷本容疑者は22日、東京都内で逮捕され、兵庫県警葺合署に移送されました。容疑者は「殺意を持っていたかはわかりませんが、ナイフで腹部のあたりを1回か2回くらい刺したことに間違いありません」と、容疑を一部否認しています。
谷本容疑者の逮捕をうけ、殺害された女性の遺族が代理人弁護士を通じてコメントを発表しました。
▼女性の遺族のコメント(全文)
「犯人が逮捕されたと聞き、ひとまず安堵しています。懸命な捜査に感謝いたします。引き続き、今後の捜査を見守りたいと思います。家族一同、悲しみに暮れ、混乱した状態が続いていますが、せめて安らかに送り出したいとの思いでおります。どうか、私どもの心情にご配慮いただき、静かに見守ってくださいますようお願いいたします」