「今治市役所(モザンビーク)」とグーグルマップ書き換え被害 移民懸念の苦情も殺到

国際協力機構(JICA)が発表した国内4都市をアフリカ諸国の「ホームタウン」と認定したことを巡り、愛媛県の今治市役所は25日、グーグルマップ上の表記が「今治市役所(モザンビーク)」と変更された。市担当者は「市が変更したものではない」としている。
市総務調整課によると、グーグルの表記変更は同日午後1時ごろに職員が発見。グーグルマップでも同様の表示となっている。市はグーグル社に対し表記の修正を求めているが午後4時現在、返答はないという。
海外との交流を所管する観光課もホームタウン認定を受け対応に追われている。担当者によると早朝から電話が「ひっきりなしにかかってくる」状態といい、内容は主に移民に対する懸念や苦情という。