【独自】親族の名義で秘書給与詐取か 維新・石井章参院議員 少なくとも約800万円をだまし取ったか 東京地検特捜部

公設秘書の給与を国からだまし取ったとして、「日本維新の会」の石井章参議院議員の関係先が家宅捜索された事件で、石井議員側が勤務実態のない親族の名義を公設秘書として届け出ていた疑いがあることが新たに分かりました。
「日本維新の会」の石井章参議院議員(68)が、公設秘書の給与を国からだまし取った詐欺の疑いがあるとして、東京地検特捜部は、きのうまでの2日間で、複数の石井議員の関係先を家宅捜索しています。
その後の関係者への取材で、石井議員側が勤務実態がない親族の名義を公設秘書として届け出て、国から給与をだまし取っていた疑いがあることが新たに分かりました。
石井議員は、この親族を含む勤務実態のない複数の人物を公設秘書として届け出て、少なくともおよそ800万円をだまし取ったとみられていて、特捜部が金の流れの解明を進めています。