静岡県伊東市の田久保真紀市長が「東洋大卒」と学歴を偽ったと指摘される問題で、市議会は30日、議会運営委員会を開き、9月1日の定例会本会議で、田久保市長に対する不信任決議案を採決することを決めた。決議案は可決される公算が大きい。
議運では、提案者の議員が「(田久保市長は)7月に辞職意向を示したが、その後方針が二転三転しており、市政の混乱収拾のため不信任が必要と判断した」と、決議案を提出する理由について説明した。
不信任決議を受けた市長は、地方自治法に基づき、10日以内に議会解散か、失職を選択する。解散となった場合は市議選が行われる。失職した場合は市長選が行われ、田久保市長も立候補することができる。