マニラ邦人射殺 亡くなった2人の遺体を乗せた飛行機が羽田に到着 現地に捜査員派遣へ

フィリピンの首都マニラで日本人男性2人が射殺された事件で、亡くなった佐鳥秀明さん(53)と、中山晃延さん(41)の遺体を乗せた飛行機が3日午後、羽田空港に到着した。警視庁は遺体の状況を調べ、捜査員を現地に派遣して情報収集などをする方針。
飛行機は3日朝、マニラの空港を出発し、午後1時前に羽田空港に着陸した。着陸から約20分後に空港関係者らが飛行機から2人の遺体を輸送車両に移した。
事件は8月15日夜にマニラの繁華街で発生。2人がタクシーから降りる際に近づいてきた男に拳銃で撃たれ死亡した。フィリピン警察が実行役のフィリピン人兄弟2人を拘束した。複数の日本人が関与した疑いも浮上しており、警視庁は首謀者の特定に向けて捜査を進めている。