“結婚後初の帰国”ならず──。2021年に渡米して以降、ニューヨークで暮らす小室圭さんと元皇族の小室眞子さん(33)夫妻。9月6日に行われた眞子さんの弟で秋篠宮家の長男・悠仁さまの「成年式」に顔を出すことはなかった。
宮内庁は今年5月、眞子さんの第1子出産を正式に発表した。もともと手を繋いでデートをする姿など夫婦仲の良さが話題になっていたが、今年に入ってからはベビーカーを押しながら並んで歩く様子も目撃されており、異国での生活はますます充実しているようだ。
ふたりが成年式を欠席した経緯について、皇室記者が説明する。
「前例にのっとれば、元成年皇族で、悠仁さまの姉である眞子さんと夫の小室さんは成年式に招待されるはず。そのため、ついに帰国かとみられていました。しかし、アメリカ在住で幼い子どもがいるため、ご夫妻は成年式への招待を受けたけれど、出席は断念したようです」
弁護士として働く圭さんは、6月頃から育休が明けて、徐々に仕事に復帰しているという。妻の眞子さんと同じく、圭さんも結婚後まだ一度も帰国していない。 皇籍を離脱したとはいえ、元プリンセスである眞子さんに比べると、圭さんはまだ身軽に動ける立場だろう。小室家を知る人物が語る。
「圭さんが小学生のとき、父親が急逝しました。夫を亡くした母の佳代さんは一時かなり不安定な状態になってしまい、幼い圭さんが『散歩に行こう』などと連れ出して、健気にサポートしていたと聞きます。
そんな経験もルーツにあり、圭さんは本来、“家族を守る”という意思がとても強い方なんです。彼にとって、いま最優先で守るべき家族は、眞子さんと生後間もないわが子で、“妻にワンオペはさせられない”と考えているのでしょう。
とはいえ佳代さんと連絡は取り合っているようですし、大切な母親であることに間違いはない。もう少し落ち着いた頃に会いに行くつもりなのだと思います」
もしかすると圭さんは今後、仕事で日本を訪れる機会も出てくるかもしれない。育休明け早々、勤務先であるローウェンスタイン・サンドラー法律事務所(以下、LS)の“あるプロジェクト”に参加している。在米ジャーナリストが語る。
「『ジャパンプラクティス(以下、JP)』という日本企業を対象にしたサポートプロジェクトです。
LSは、各国企業のアメリカでの活動を規制対応や訴訟などさまざまな面からサポートする業務を請け負っており、JPは2021年頃からスタートしました。トランプ政権になって貿易政策が大転換しているいま、人員体制を強化するために、日本に精通する小室さんをプロジェクトに加え、組織力を強化しようとしているのでしょう 」
小室夫婦が故郷の土を踏む日はそう遠くないのかもしれない。