東京都と神奈川県で1時間に100mm以上の猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

活動が活発な秋雨前線の影響で関東南部では局地的に雨が強まっています。
東京都世田谷区付近と神奈川県川崎市宮前区付近では14時30分までの1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。
夜にかけて激しい雷雨による低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。
気象庁が記録的短時間大雨情報を発表
▼東京都で猛烈な雨
14時30分までの1時間に、
世田谷区付近で約100mm(解析雨量)
15時10分までの1時間に、
目黒区緑が丘で113mm(雨量計観測)
15時20分までの1時間に、
目黒区緑が丘で134mm(雨量計観測)
大田区付近で約110mm(解析雨量)
15時30分までの1時間に、
品川区付近で約120mm(解析雨量)
大田区付近で120mm以上(解析雨量)
港区付近で約100mm(解析雨量)
▼神奈川県で猛烈な雨
14時30分までの1時間に、
川崎市宮前区付近で約100mm(解析雨量)
15時00分までの1時間に、
横浜市都筑区付近で約100mm(解析雨量)
川崎市高津区付近で約100mm(解析雨量)
15時20分までの1時間に、
川崎市中原区付近で約100mm(解析雨量)
※9月11日(木) 15時48分に追記
この後も夜にかけて、引き続き、都心も含めて落雷・突風・降雹、また道路冠水や河川・用水路の増水にも警戒が必要です。
記録的短時間大雨情報とは
その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。
この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。