東海付近は断続的な激しい雨 道路冠水や河川増水に警戒

今日13日(土)も東海付近では断続的に雨が強まり、局地的に激しい雨となっています。活発な雨雲は段々と東へ移動する見込みで、この後は東海東部を中心に雨量のまとまるおそれがあり、冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒が必要です。
前線や低気圧に向かって強い暖湿気が流入
低気圧が発達しながら日本海を東北東に進み、前線が東北を北上しています。これらに向かって南西からは暖かく湿った空気が強く流れ込んでいて、風の集まりやすい東海付近では活発な雨雲が次々に通過している状況です。
局地的には10分間で6~8mmほどの激しい雨となっていて、静岡県伊豆市土肥では11時32分までの1時間に30.5mmを観測しました。
東海付近では昨日12日(金)から強弱を繰り返して雨が降っています。昨夜は三重県四日市市で1時間に123.5mmの猛烈な雨が降り、今朝7時20分までの24時間降水量は261.0mmに達しました。14時現在は湿った空気の流れ込みやすいエリアが少し東に移動し、静岡県周辺で雨量が多くなってきています。14時10分までの24時間降水量は藤枝市高根山で144.0mm、静岡市鍵穴で102.0mmと、100mmを超えてきました。
静岡県など東海東部は、今夜遅くまで活発な雨雲の通過しやすい状況が続くとみています。道路冠水や低地の浸水、河川の急な増水や土砂災害に警戒が必要です。アンダーパスなど低い土地の通行は避け、雨が強い間の外出は控えてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)