松山市の秋祭り「松山地方祭」は7日、2陣に分かれて神輿(みこし)を激しくぶつけ合う「鉢合わせ」が市内各地で繰り広げられ、最高潮を迎えた。けんか神輿の迫力に観客から大きな歓声が湧き起こった。
同市道後町1の伊予鉄道・道後温泉駅前では午前6時ごろから、8基の神輿が集結した。約5000人の観客を前に、白や赤などのそろいの法被を着たかき手が「モテコイ、モテコイ」と相手を挑発。神輿を傾けて勢いよくぶつけると、会場は大きな歓声に包まれた。
鉢合わせは、ご神体を激しく揺さぶって活気づけ、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛などを願う。毎年見物に来ている市内の田村雄一郎さん(29)は「近くで見ることができ、迫力があった。元気をもらった」とうれしそうに話した。【遠藤龍】