【中学生2人殺傷】2度目の鑑定留置が終了し警察署に移送 鑑定結果を踏まえ起訴するか判断へ 北九州市

去年12月、北九州市で中学生2人が殺傷された事件で逮捕された、平原政徳容疑者(44)の2度目の鑑定留置が終了しました。平原容疑者は16日夕方、小倉南警察署に移送されました。
平原容疑者は去年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で、当時中学3年の男女2人を刃物で刺し、死傷させた疑いです。
検察は、平原容疑者の刑事責任能力を調べるため、ことし1月から3か月間、鑑定留置しました。その後、別の専門家による再鑑定が必要だとして、2度目の鑑定留置が行われました。
本来の期限は7月15日でしたが、検察は「さらに時間が必要」などの理由から2度の延長を裁判所に請求し、9月16日までの延長が認められていました。
検察は今後、鑑定結果を踏まえ、平原容疑者を起訴するかを判断するとみられます。