長野放送の番組に放送倫理違反=広告との関係問う初事案―BPO

放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会(神田安積委員長)は7日、番組スポンサーである社会保険労務士法人を扱った長野放送の番組について、放送倫理違反とする意見を公表した。
広告と番組の関係を問う初の審議入り事案で、視聴者に広告と誤解されないための「『特に留意すべき事項』に照らした適正な考査を行わなかった」と指摘した。
日本民間放送連盟の基準では、広告放送は明示するよう定められ、「特に留意すべき事項」として、番組制作に企業・団体などから特別な協力を得た場合は明らかにすることなどを求めている。
番組は社労士法人の1社提供で、3月21日にローカル放送された。同委は「法人とその事業内容のPR色が濃い。視聴者が広告放送との疑いや誤解を抱くのも無理はない」と判断した。