政府は19日午前の閣議で、スポーツ庁の次期長官にパラリンピック競泳男子金メダリストで、日本パラリンピック委員会(JPC)の河合純一委員長(50)を充てる人事を決めた。10月1日付。河合氏は先天性の目の病気により、15歳で完全に視力を失った。パラリンピックでは金メダルを計5個獲得し、2020年にJPC委員長に就任した。
現長官でアテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏は9月末で任期満了となる。
河合純一氏(かわい・じゅんいち)=05年早大院。JPC委員長、日本パラ水泳連盟会長。静岡県出身。50歳。