高速道路で車とクマの衝突事故相次ぐ いずれも運転手にけがなし クマは現場から立ち去る 28日 秋田市 横手市

28日午後、秋田自動車道で車とクマが衝突する事故が相次いで発生しました。
高速道路交通警察隊の調べによりますと、28日午後6時15分ごろ、秋田市柳田字小友沢の秋田自動車道下り線を、秋田中央IC方向から秋田北IC方向へ走っていた軽乗用車が、道路を左から右に横断していたクマ1頭と衝突しました。
運転していた秋田市の50代の女性にけがはありませんでした。
現場は、太平山PAから南東に約500メートルの場所で、近くの民家までは約800メートルです。
また、28日午後7時45分ごろには、横手市山内土渕字皿木の秋田自動車道上り線を、横手IC方向から湯田IC方向へ走っていた普通乗用車が、道路を右から左に横断していたクマ1頭と衝突しました。
運転していた宮城県の30代の女性にけがはありませんでした。
現場は、山内PAから北西に約5.3キロの場所で、近くの民家までは約250メートルです。
いずれのクマも、体長は1メートルほどで、その後立ち去ったということです。