立民幹部が小泉進次郎氏に失望? 決選投票前演説は「思い出話と感謝御礼のみ。これには驚いた」

立憲民主党の泉健太前代表は5日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。4日に投開票された自民党総裁選で、女性初の総裁に選出された高市早苗新総裁(64)に対し、エールを送った。
4日に総裁選の結果が出た直後の投稿に「自民党総裁選の結果が出ました。高市早苗新総裁、当選誠におめでとうございます」とした上で「さぁ、ここからは野党も問われる。立憲民主党は政策実現、国民のための政策実現で主導権を握るべし!」と記した。
一方、この投稿に先立ち、1回目の投票を受けて高市氏と小泉進次郎農相(44)が臨んだ、決選投票直前の最終演説にも言及。「それにしても、2人の最終演説 好き嫌い抜きに、小泉候補は思い出話と感謝御礼のみ。これには驚いた」と、進次郎氏の演説内容をチクリ。「高市候補は演説としては行き届いた内容。さあどうなる」とつづっていた。
最終演説をめぐっては、支援してくれた議員らへの感謝や思い出話がほとんどだった進次郎氏と比べ、高市氏は感謝の思いを最初に述べた上で、自身が描く国家像や、やりたい政策にも触れた。この対照的な演説内容が、直後の国会議員の投票行動に影響した可能性も指摘されている。