自宅で乾燥大麻を所持していた疑いで、兵庫県警の警察官2人が逮捕されました。いずれも容疑を認めているということです。
兵庫県警が、麻薬取締法違反の疑いで逮捕したのは、▽明石警察署地域第一課(藤江交番で勤務)の巡査・加藤力登容疑者(24)▽葺合警察署地域第二課の巡査部長・岩城裕貴容疑者(42)▽神戸市中央区のバー経営者・紺谷研容疑者(43)です。
県警によると、容疑者3人は今年10月、それぞれの自宅で乾燥大麻を所持していた疑いが持たれています。
県警は10月1日にまず、加藤容疑者を逮捕。そこから“芋づる式”に、岩城容疑者や紺谷容疑者の関与が浮上したということです。
岩城容疑者は、かつて明石警察署に所属していた時期があり、そこで加藤容疑者との関係が生まれたとみられています。
取り調べに対し、▽加藤容疑者は「自分で使用するために大麻を所持していたことに間違いありません」▽岩城容疑者は「私自身が使用するために所持していた大麻です」▽紺谷容疑者は「自分で吸うために大麻を所持していたことに間違いありません」とそれぞれ供述。容疑を認めているということです。
兵庫県警の監察官室長は「本県警察官が逮捕されたことは、誠に遺憾であります。捜査及び調査により判明した事実を踏まえ、厳正に対処いたします」とコメントしています。