秋祭り中、神輿のかき夫同士が跳び蹴りや殴り合いの乱闘…練り合わせが中止に

7日午後6時30分頃、松山市堀之内で行われていた秋祭りの神輿(みこし)の練り合わせで、かき夫同士で跳び蹴りや殴り合いの乱闘が起きた。練り合わせは中止された。
古町大神輿秋季大祭の練り合わせで、運営団体の一つの「四角大神輿会」によると、神輿同士を近づいた状態で押し合っている際に、担いでいない人たちで乱闘になった。予定されていた4回のうちの2回目の練り合わせだったが、重大な事故につながる可能性があるとして、祭礼の総取締長らが話し合い、中止を決めた。8日現在、けが人の報告はないという。
運営側は、来年以降の練り合わせのあり方について協議を進めている。四角大神輿会の白川勝司事務局長は取材に対し、「見に来てくださった観客には申し訳ないが、重大事故になると取り返しがつかない。けんかをしていた参加者に話を聞く」と話した。