伊東市議選、19日投開票…学歴詐称疑惑・田久保真紀市長の市政継続の是非など争点

学歴を偽ったと指摘されている静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)が市議会を解散したことに伴う同市議選(定数20)は19日、投開票が行われる。
投票は午前7時~午後8時。午後9時10分から市立伊東小体育館で即日開票される。11日現在の選挙人名簿登録者は5万7010人。
市議選後の新議会で3分の2以上が出席し、2回目の不信任決議案に過半数が賛成すれば田久保市長は即日失職し、50日以内に市長選が行われる。失職の回避には不信任案の否決か、7人以上の欠席が条件になる。
地元報道機関と伊東記者会が告示前に実施したアンケート調査では、回答した28人中26人(1人が「未定」から「賛成」に変更)が当選後、田久保市長への不信任決議案に賛成すると表明している。反対は1人、未定が1人。
田久保市長を巡っては、市議会が9月1日、不信任決議案を全会一致で可決。これを受け、市長は同10日に議会を解散した。市議選では、田久保市政の継続の是非や、不信任決議を突きつけた市議会の対応への評価などが争点となる。