岩手県警は19日、米軍三沢基地(青森県三沢市)所属の20歳代男性が岩手山(2038メートル)で遭難し、救助されたと発表した。男性にけがはなかった。岩手山は昨年10月に噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引き上げられ、立ち入りが規制されている。
発表によると、18日午後7時頃、男性は知人に「岩手山の山頂にいるが、悪天候なので避難小屋に行く」と電話で伝え、その後連絡が取れなくなった。19日午前1時40分頃、知人の連絡を受け、基地の米軍7人が捜索のために入山。同日午前5時頃、8合目の避難小屋の中で男性を発見した。