維新・吉村洋文代表「僕は腹立ってしょうがなくて」過去の政治への怒りが「議員定数削減」を推進

日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事=50)が20日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。過去の政治で「腹が立ってしょうがない」ことを明かした。
吉村氏が自民党への連立条件として掲げる「議員定数の削減」について熱弁。維新が大阪府議の議員数を下げた実績を引用した上で「これ、自民党も民主党も約束したのにやってないんですよ。僕はそれが腹立ってしょうがなくて」と切り出した。
「国民に対する約束は守らない。で、いろんな負担が増えてくる。僕はこれが違うと思ってるので、本当に日本の改革をやるんだったら、議員定数の大幅削減が絶対必要なのかなと」と語った。
立憲民主党の野田佳彦代表は民主党政権の首相だった12年、安倍晋三・自民党総裁(当時)との党首討論で、通常国会での議員定数削減の確約と引き換えに、衆院解散に応じた経緯がある。だが、総選挙で民主党は大敗。安倍政権が誕生し、議員定数の削減は実行はされなかった。
維新は15日の自民党高石早苗代表と会談し、一気に距離を詰めた。維新は自民との連立条件として「議員定数の削減」を筆頭に「企業団体献金の廃止」「副首都構想」「社会保険料引き下げ」「食品減税 2年間ゼロ」を掲げている。
吉村氏は同番組内で高市早苗総裁と合意文書にサインすると明かした。「今日の朝、高市総裁と話をしました。連立合意をすると。ということと一緒に日本を前に進めていきましょうという話をしましたので。この後、これ終わり次第東京に行って、今日の18時から最終、高市総裁と確認をして署名する予定です」と語った。