前橋市の小川晶市長(42)が既婚の男性職員と複数回ホテルに行っていた問題を巡り、市議会(定数38)の7会派(33市議)は22日、小川市長に辞職を求め、出直し選への立候補を促す申し入れ書を提出した。
申し入れ書では「市政に混乱と停滞を及ぼし、市職員に本来業務以外の過重労働と精神的な疲弊を与えている」と指摘。「市長の論理破綻した説明では信頼の回復は不可能」としている。
最大会派・前橋高志会の小曽根英明幹事長は提出後、報道陣に「これは最後通告になる」と話した。11月下旬の定例会開会までに辞職しない場合、辞職勧告決議案を提出する可能性があると示唆した。