〈ラブホ密会〉小川晶・前橋市長(42)“巻頭グラビア”付き活動報告に公金800万円以上が使われていた

10月17日、自らの報酬を半分カットするとして「続投」を表明した小川晶・前橋市長(42)。9月下旬に秘書課長(当時)との“ラブホテル密会”が露見して以降、市議会から進退を決めるよう迫られており、ついに決断した。
小川氏の写真が掲載された活動報告冊子
小川市長が2011年から2024年まで務めた群馬県議時代に発行していたのが、活動報告冊子「きらきら通信」。年間3~4冊、合計44冊を発行。特徴は表紙と2ページ目に、“巻頭グラビア”のように毎回異なるロケーションやポーズで、小川氏の写真が掲載されていることだ。
800万円以上の「政務活動費」が「きらきら通信」に
実は、この「きらきら通信」に多額の公金が投入されていることが「 週刊文春 」の取材と集計で分かった。
県の資料によると、確認できた範囲の2020~2023年の4年間の合計で、800万円以上の県議会の「政務活動費」が「きらきら通信」のために支出されていた。政務活動費は議員報酬とは別に公金から、所属会派を通して各議員に支給。
さらに、奇妙な資金処理も見つかった――。

10月22日(水)12時配信「 週刊文春 電子版 」および23日(木)発売の「週刊文春」では小川市長の“政治とカネ”を検証。「きらきら通信」の中身と不可解な資金処理、対立する山本一太群馬県知事へのインタビュー、そして小川市長「後援会」の緊急事態について詳しく報じる。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年10月30日・11月6日号)