自称「占い師」の元信者に、有罪判決です。
滝谷奈織被告(59)は2020年、和歌山県の海で自称「占い師」の浜田淑恵被告(63)が男性2人に自殺をそそのかしたとされる事件で、自殺を助けたほう助の罪に問われています。
これまでの裁判で滝谷被告は起訴内容を認め、「私は亡くなった2人と同じ立場で、浜田さんの指示に従った」などと述べていました。
判決で大阪地裁は「(被害者らと)互いの手首をマイクコードで結ぶなど、犯行に果たした役割は軽く見ることはできない」としながらも、「被害者と同じく浜田被告に従属していた」として、滝谷被告に懲役2年・執行猶予4年を言い渡しました。
浜田被告の初公判は12月17日に開かれる予定です。