田原総一朗氏、番組での「不適切な発言」を改めて動画謝罪 高市首相へも「本当に申し訳ありませんでした」

ジャーナリストの田原総一朗氏(91)が26日、自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿し、BS朝日「激論!クロスファイア」(日曜後6・00)での発言について改めて謝罪した。

20秒の動画で「先週放送の『激論!クロスファイア』で不適切な発言をしたことを謝罪致します。高市総理、そして視聴者の皆様、関係者の皆様、本当に申し訳ありませんでした」と語り、頭を下げた。

田原氏は同番組の19日放送で、選択的夫婦別姓に対して否定的な姿勢の高市早苗首相を批判するゲストの辻元清美氏、福島瑞穂氏に「あんなやつは死んでしまえと言えばいい」と発言して問題となった。

その後、同局から厳重注意を受け、23日に自身のXで「10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』における私の発言についてお詫び致します。発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものでしたが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。

24日には同局が臨時取締役会の判断として「政治討論番組としてのモラルを逸脱している」として番組終了を発表した。編集で不適切発言のカットを怠ったとして編成制作局長を懲戒処分したことも伝えた。

この日は同局の討論番組「朝まで生テレビ!」(日曜後7・00)の生放送に出演する。