国際政治学者の舛添要一氏が26日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演した。
番組では女性初の財務大臣に就任した片山さつき氏を特集。片山氏の人柄を問われた元衆院議員の宮崎謙介氏は「派閥も一緒でしたので、ご指導いただきました。すごい方ですよ。完璧な発言をする。網羅的に隅から隅まできっちり発言されるので、2番目に手を挙げる方が挙げにくくなるみたいな空気の方」と評した。
選挙に関しても「地元の応援に呼んだ時に迎えに行った議員がいたんですけど。新幹線の時間になっても(片山氏)が来ないので、どうしたんだろうなと思ったら、(駅のホームにいた)1人1人に名刺を渡して『片山です、片山です』って。全国比例の方ですので。何もかも徹底してやるのがすごいと評判の方です」と話した。
その話を受け片山氏の元夫の舛添氏は「彼女は参議院議員なんですよ。3回ずっと比例区。基本的に参議院議員が首相にならないんですよ。衆議院議員がなるわけ。1回目は静岡で衆議院議員に出て通ってるけど、その後、参議院議員ということは地盤がないんですよ。帰ってくる地盤が。ということはそこに政治家としての弱さがある。彼女は本当は衆議員でどっか立ちたかった。次は総理ですから。参議院議員ではなれないから、そういうところがアキレス腱かな」と指摘した。
また「私が若い頃に色々とご縁があった片山さつきさんもそうだし、小池百合子さんも、高市早苗さんも彼女らに共通しているのは徹底した権力欲ですね。上昇志向と権力欲。これはすごい。私は全然及ばない」と脱帽していた。