元国連職員で立憲民主党の田島麻衣子参院議員が28日までにX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相の英語でのスピーチをめぐるSNS上の一部投稿に私見を述べた。
高市首相は26日、マレーシアでの東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議に出席。英語でのスピーチを披露した。SNS上には高市氏の語学力を「英語ペラペラ」などと絶賛する投稿も散見される。
田島氏は、そうした絶賛コメントのひとつを引用。「高市親衛隊のみんな。総理に失礼だから『英語ペラペラ』はやめよう」と自粛を呼びかけ、「もし評価するなら、それは英語力ではなく、外国語を話そうとする勇気だ」と指摘した。
続けて、今回の高市氏の英語スピーチについて「何度か巻き戻したが、最後の方は私も意味がわからない」とした上で、「国際会議ではそんな政治家がわんさかいるから大丈夫」とフォロー。「でも『ペラペラじゃん』はいただけない」と過剰な絶賛はかえって失礼にあたるとの見方を示してくぎをさした。