クマによる被害が深刻となるなか、警察庁は警察官がライフル銃を使用してクマの駆除を行うことを検討しています。
クマによる被害の拡大を受け、警察庁は被害の大きい県を念頭に、機動隊員が猟銃と同等の機能があるライフル銃を使用して、クマの駆除を行うことを検討しています。
これまでも住民の避難誘導などに当たるため現場に地域警察官が出動していましたが、地域警察官が持つ拳銃ではクマの駆除は難しいということです。
警察庁は来週、担当者を被害の大きい県に派遣し、現地のニーズの把握に努めるほか、クマの生態や急所について学ぶ機会を設けるなどして準備を進めるとしています。