立憲民主党の水沼秀幸衆院議員が7日、高市早苗首相の所信表明演説中での国会でのヤジを謝罪した。
X(旧ツイッター)やインスタグラムに「本会議場における私の行動に対して、多くのご指摘を頂戴しています。お騒がせしておりますこと、ご不快の念を抱かせてしまったことをお詫び申し上げます」と長文を掲載。
「演説が聞きづらくなるなど、行き過ぎた点があったと反省しております。総理がしゃべる前に声を発した私の行動は、礼節を欠いていました」とつづり、「新首相が誕生して、所信表明冒頭でどのような話をするのか、まずはしっかりと受け止めるべきでした」と反省。
「何事も自他共栄であって、相手を尊重した上でなければ物事は進みません。今後はこのようなことがないよう肝に銘じ、襟を正して一層精進して参ります」とつづった。
高市首相は10月24日に衆参両院の本会議で、首相就任後初めての所信表明演説を行った。演説中にヤジが飛び交い、当時のXでは「ヤジ議員」がトレンド入り。「ヤジがうるさく迷惑極まりない!」「ヤジがうるさくて迷惑」「嫌がらせが子供レベル」と厳しい声が相次いでいた。
水沼氏は千葉出身。早大、東京海上日動を経て政治活動へ。SNSのプロフィルでは「12歳の時に野田元総理と出会い政治の道を志す 全ての人に居場所と出番のある共生社会を 千葉県初の平成生まれ国会議員」としている。