2025年の国勢調査について、鳥取市の調査員が記入済みの調査票を紛失したことが11月9日に明らかになりました。
鳥取市によりますと、10月に鳥取市の調査員が調査票回収のため担当している鳥取市鹿野町の高齢女性のもとを訪れ、記入済みの調査票1枚が入った封筒を預かりました。
その後11月7日、調査員が書類を提出するため鳥取市鹿野町総合支所を訪れ、その場で持参した調査書類を役場の職員が確認したところ、高齢女性から預かった封筒がないことに気づいたということです。
鳥取市の職員と調査員が、調査員の自宅や担当区内などを捜索したものの9日の午後3時時点で、調査票が入った茶封筒は発見出来ていません。
鳥取市と鹿野町総合支所の担当者は11月8日に女性のもとを訪れ謝罪し、浜村警察署に遺失物届を提出したということです。
鳥取市は個人情報が記載された書類の管理を徹底するとともに再発防止に努めるとしています。