「1票の格差」が最大3・13倍だった7月の参院選は、投票価値の平等を求める憲法に違反するとして、弁護士グループが北海道選挙区の選挙無効(やり直し)を求めた訴訟で、札幌高裁(斎藤清文裁判長)は10日、「違憲状態」と判断した。選挙無効の請求は棄却した。
二つの弁護士グループが全国で起こしている計16件の訴訟の一つ。今回が11件目の判決で、「合憲」4件、「違憲状態」7件となった。
「1票の格差」が最大3・13倍だった7月の参院選は、投票価値の平等を求める憲法に違反するとして、弁護士グループが北海道選挙区の選挙無効(やり直し)を求めた訴訟で、札幌高裁(斎藤清文裁判長)は10日、「違憲状態」と判断した。選挙無効の請求は棄却した。
二つの弁護士グループが全国で起こしている計16件の訴訟の一つ。今回が11件目の判決で、「合憲」4件、「違憲状態」7件となった。