静岡県伊東市の田久保真紀前市長(55)が、自身の失職に伴う市長選(12月7日告示、14日投開票)に出馬する意向を固めたことが13日、関係者への取材で分かった。18日にも出馬会見を開く。学歴詐称が指摘された田久保氏に対し、市議会は10月31日、2度目の不信任決議を可決し、田久保氏は同日付で失職していた。
市長選にはこれまでに元市長の小野達也氏(62)と、新人4人が出馬を表明。立候補の意向を示していた政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)は今月9日、兵庫県警に名誉毀損(きそん)容疑で逮捕された。
田久保氏はこれまで、市長選への対応について「支援頂いている皆さんとよく話し合って決めたい」と明言を避けていた。 [時事通信社]