さいたま市見沼区大谷の教職員住宅で9月18日、市立小4年、進藤遼佑(りょうすけ)さん(9)の他殺体が見つかった事件で、埼玉県警は死体遺棄容疑で逮捕した義理の父親の無職、進藤悠介容疑者(32)を9日に殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で判明した。
捜査関係者によると、進藤容疑者は9月17日夕、自宅室内で遼佑さんの首を絞め、殺害した疑いが持たれている。進藤容疑者は19日に死体遺棄容疑で逮捕された当初、「赤白帽をなくしたので捜すように注意したら『本当の父親じゃないのに』と言われ、頭にきて延長コードで首を絞めた」などと殺害についても認めたが、送検後は事件への関与を否認しているという。赤白帽は事件後、捜査員が発見した。
遼佑さんは17日夕に学校から帰宅後、行方が分からなくなり、18日未明に自宅隣室のメーターボックス内で遺体で見つかった。司法解剖の結果、死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息で、首にはひものようなもので絞められた痕があった。ボックス内には塾用のリュックサックがあったが、遼佑さんは靴を履いていなかった。
捜査関係者によると、靴は自宅室内で、袋に入った状態で延長コードとともに見つかった。【鈴木拓也、中川友希、平本絢子】